★ セルロイド アンティークドール ドイツ製 ビンテージ モールドヘア 約48cm

セルロイドのお品物は、それがなんであれ、どうしたって懐かしい。石鹸入れに下敷き、起き上がりこぼしみたいなお人形…。 これらがペコンとへこまずに穴もあかずに出てきたらお宝なんだそうです。 因みにセルロイドのお人形さんが日本で初めて作られたのは明治だそう。当初はキッチュなおもちゃだったようです。 一方ヨーロッパでセルロイドドールが盛んに作られてゆくのは1920年代頃。日本で言うなら大正から昭和初期あたりですね。 こちらはビスクに代わるものとして生み出されたので、お顔立ちも身体の作りも本格派です。 この子もそんな一人。メイド・イン・ジャーマニー、ドイツ製です。1920から30年代。 シルトクロート社のセルロイドドールと比べると、この子のほうが表情が柔和で、ちょっとフレンチの味が加わったかのようなおしゃれ感があります。 光彩のある美しい目に、金色の濃いまつ毛がついています。 その雰囲気を生かして、白のコットンドレスを着せてみました。広くあいた襟ぐりには幅のあるレースを縫い付けてゴージャスに。 薄手のコットンなので、スカート部分にはコットンローンのペチコートを重ねました。ピンタックを２本も入れた丁寧な仕立てです。上身頃は裏付き。ウエストにピンクのワイヤーリボンを巻いてアクセントに。 ジャージーのおパンツも作ってはかせましたのでご安心ください。 サンダルは新しいお品で、ウエストのりぼんと同系色、やや細めのリボンを結びました。 写真17.18のレースは出品には含まれませんが、ドレスが白なのでこんな風に同系色のレースを巻いても綺麗です。 セルロイドドールの良いところは軽くてしっかりしているところ。そして、抱いているとこちらの肌のぬくもりがドールに伝わってだんだん一つになってゆくような感覚になるところではないでしょうか。 手足動かせます。 見る限り割れや欠けはありませんんが、中に素材のかけらが入っているのか、振るとからから音がします。 お届けするのは、ドール、ワンピース、ショーツ、水色のリボンのついたペンダント、白のサンダルです（写真1で使ったシルバーにローズクォーツのペンダントは、ご要望があれば出品しますが、別売りになります）。 19インチ　約48cm